トピックス

6年生体験学習行事

富士山自然体験学校(A,Bチーム合流)

富士山自然体験学校2日目
今日はAチームにBチームが合流して、いっしょに活動する日です。
宿泊したAチームは、シングルで宿泊したこともあり、夜に友達の部屋をたずねてしまったり、ふらふらと廊下に出てくる子もいたりして、きちんと就寝していない子どもたちでしたが、朝から元気のよさはかわりません。

朝会では、昨日の反省と、今日の見学態度についての目標のお話などがありました。

昨日子どもたちから提出された川柳の中から各クラスの大賞の発表と表彰がありました。

1組「池の水 空も山も 鏡あわせ」
2組「お釜池 さそいの手出す ガマガエル」
3組「さわやかな 夏風ふいた 富士青し」
図工科の先生手作りの色紙と鬼滅の刃(富士山バージョン)キーホルダーのプレゼントがありました。

午前中のプログラムは「青木ヶ原樹海の見学ツアーです。」

ここから、Bチームが合流。合流した仲間のすがたを見つけた子どもたちのうれしそうな笑顔を見ることができました。

6人のガイドさんが紹介されて、青木ヶ原樹海のツアーがスタートしました。

青木ヶ原樹海は溶岩の上にできた森です。このような森ができる仕組みやそこの育っている植物や動物の話など、それぞれのガイドさんが工夫を凝らしてお話をしてくださいました。

樹海の中には、こんなきれいなキノコも生えています。

昼食はホテルに戻り、学年全体でとりました。

午後のプログラムは、河口湖フィールドセンターでの学習です。

この場所は、青木ヶ原樹海とは違って、剣丸尾溶岩流の上にできた森です。樹海よりも薄く流れた溶岩がこの場所には、樹海のコウモリ穴のような溶岩ドームとしてできた洞窟でなく、溶岩樹形(溶岩が大木を燃やしたことによる大きさのやや小さい洞窟)が無数にあります。ここでは、その見学をしました。

また、富士山信仰の場所の一つである胎内神社もこの場所にあり、その神社にある胎内樹形にも入って見学しました。

剣丸尾溶岩流の上の森の木々や生物の話も伺いました。松ぼっくりをリスが食べたあとの通称「森のエビフライ」も見せていただきました。

溶岩樹形の見学のあとは、ヒメネズミの工作に挑戦しました。

小刀の扱いに苦労していましたが、少しずつ上手に木を削ることができるようになった子どもたち。かわいいヒメネズミの工作を完成させて、お土産にすることができました。

このプログラムでAチームとは、お別れです。Aチームは学校に向かって帰ることになりました。短い時間でしたが、学年で過ごすことのできたこの一日は、子どもたちにとって思い出になったと思います。

Aチームは、やや渋滞で遅くなりましたが、無事に学校で解散しました。

Bチームは、今日が宿泊です。Aチーム同様、ホテルに着くとホテルの方にあいさつして、昨日同様にサバイバルバンドの制作を楽しみました。

みんな、難しい編み込み作業に丁寧に取り組み、友達と協力しながら、素敵なサバイバルバンドを作ることができました。

夕食も元気にいただきました。

日が暮れると昨日同様にヒメネズミの観察に出発。昨日同様に活発に動くヒメネズミを見ることはできませんでしたが、わずかに顔を出してネズミの姿に見つけることできました。

実は、昨日のブログに紹介しなかった時間があります。それは、子どもたちへのサプライズプレゼントです。Bチームのために秘密にしておいたのです。それは、・・・・

子どもたちの一日の頑張りに応えて、アイスクリームのプレゼントをしたのです。子どもたちから大きな歓声があがりました。

富士山自然体験学校2日目は、学年全体で、楽しみ、一生懸命学んだ一日となりました。子どもたちの思い出に残る一日になったことと思います。