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4年生学校生活

失敗から学ぶことの大切さ

4年生のあるクラスで「1学期お誕生会」が行われていました。そのクラスの話です。

本来はこのお誕生会は1つ前の週に時間を確保し、行う予定のものだったらしいのです。
以下は、担任の先生の通信の記事です。

子どもたちから「お誕生会をやりたい!」という声が挙がったので、ルールとして「適当に準備をするのではなく、お誕生日カードなど、きっちりと用意すること」を定めて賛成をしました。準備期間もそれなりに長く取りましたが、一向にプレゼントが完成する様子はなく、一日一日と過ぎていきました。そして、いざ誕生日会の時間になった時に「どうしよう・・・まだできてない」という声が聞こえ始め、「なんとかできた!」といっていた誕生日カードも、全員分メッセージが揃っていませんでした。
 結局、私の判断でお誕生日会は中止にし、「なんのためにお誕生日会をするのか?」ということについて話をしました。ただなんとなくその場を楽しめれば良いという物ではないこと。やるからには、全員が笑顔になれないと意味がないということ。中には一生懸命準備をして、今日を楽しみにしていた人もいるということなどを伝え、同じ事を繰り返さないようにしようと話し、次週に改めて時間を取ることにしました。
 その甲斐あって、先週のお誕生会は大成功で終わりました。子どもたちには、今回の失敗から「準備も一生懸命やる」ということを学んでほしいと思います。またこれからもクラス行事をすることはあるので、そこではばっちりと準備をしてほしいです。子どもたちの次の頑張りに期待しています。

児童の自治的な活動や楽しむ活動を補償することは大切なことですが、しっかりと責任を持って活動できるように指導しています。そして、このような指導で達成感を感じさせながら、クラスの力を高めています。