第四回相模女子大学かるた大会渡辺令恵杯

茜館で「第四回渡辺令恵杯」が催されました。本学の卒業生であり、全日本クイーン戦を１１連覇して｢競技かるた永世クイーン｣という輝かしい称号をお持ちの渡辺令恵さんの名前を戴くかるた大会です。幼稚園児から大学生に至る多くの参加者が、まだ雪の残るキャンパスに朝から集まりました。

最初に、渡辺先生のお弟子さんたちによる模範試合を拝見しました。そのスピードに、子どもたちが圧倒されていました。


小学生は、全校つなぐ手タイムの縦割り対抗かるた大会でも覚えた五色百人一首を使い、競いました。記憶力だけではなく、瞬発力や集中力も高めていかないとなかなかうまく取ることができません。

会場のあちらこちらから「やった！取れた！」「取れなかった…くやしい」などと声が上がります。しかし、次の読み札が読まれ始めると、目の前にある札をじっと見つめ、読手の声に耳を澄ませます。「負けないぞ」という子どもたちの気迫が伝わってきます。

低・中・高学年の部から、それぞれ１名ずつ全勝して勝ち残った子が優勝者です。賞状とメダルをもらいました。つなぐ手やクラブ、水曜の昼休みなど、かるたに親しむ機会が増えた小学部。子どもたちのかるた熱が、ますます高くなっています。