４年生三浦体験学校（１日目）

今日から二日間、4年生は三浦体験学校です。社会科で学習している神奈川県について、自分たちの学校がある相模原市と、神奈川県の南端に位置する三浦市の違いを、農業や漁市場の見学をしながら学びます。朝、７時３０分過ぎ、大きめのバッグをもった４年生が登校してきました。
バスに次々と荷物を積み込みます。開校式では、校長先生から「三浦体験学校は初めての宿泊体験をします。友だちやお客様に対して、厭なこと不愉快なことをしない・されないホテル生活にして下さい」とお話がありました。司会や児童代表のことばもしっかりとできました。お見送りのおうちの方々に挨拶をして、バスに乗り込みました。いよいよ出発です。最初の見学地である横浜に、予定より少し早めに到着しました。山下公園では、２０分ほど休み時間を取りました。岸壁近くに漂っているクラゲを見つけたり、学校から持参した長縄跳びをしたりしました。
一休みの後、横浜を海から見学できる湾内クルーズの船に乗り込みました。お天気もよく、ベイブリッジやみなとみらいのビル群、そして煙を上げている工場などを見ることができました。下船後、再びバスに乗り込み昼食場所の油壺マリンパークに向かいました。バスの中では「バスレク」の係が大活躍、適度な難易度のクイズでみんなを楽しませたり、ビンゴゲームなどをしてあっという間に昼食場所に到着しました。昼食のメニューは、ハンバーグやエビフライ、サラダなど、みんなでおいしく頂きました。昼食後、今日二つ目の見学場所である三浦市農業協同組合に移動しました。建物の周りは一面の大根畑です。農協の方から三浦市の農業について、栽培方法や主な農産物など詳しくお話を伺いました。その後、実際に畑を見学しました。畑には、商品にならない曲がった大根が捨てられていたり、植えられたばかりの苗があったり、子どもたちは実際の畑を見ていろいろな気づきがあったようです。見学を終え、今日の宿泊地である城ヶ島に移動しました。駐車場からホテルまでの道は、海岸線に架けられた橋を渡って行くことになります。波が打ち付ける岩場を下に見ながら、ホテルの玄関に到着しました。ホテルの方に挨拶をしてホテルに入りました。校外学習でホテルに宿泊するのは初めての体験です。ホテルのマナーを守り、他のお客様に迷惑をかけないで部屋の友だちと楽しく過ごして欲しいものです。6時から夕食です。二つの班が、開始時間に遅刻してしまうというハプニングがあり、先生から注意される場面がありました。時間を守って行動することも校外学習の大事なポイントです。ホテルの食事は、海に近いホテルだけにおいしい海の幸がたくさん出されました。みんな元気です。