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6年生体験学習行事

6年生社会科見学 横浜はじめて物語

11月18日6年生は、社会科見学で横浜に行ってきました。ちょうど先日、歴史の授業で江戸幕府の終わりから明治時代にかけての学習を行いました。鎖国していた日本が、ペリーが来港したことで大きく変容し、新しい時代へと変わっていった流れを踏まえ、「文明開化」というキーワードも学習しました。その時代の流れで大きく変化した場所が、今回の社会科見学の舞台「横浜」です。
 横浜には、「はじめて」のものがたくさんあります。ですから、この社会科見学は、「横浜はじめた物語」と名付けています。鉄道、電話、アイスクリーム、ガス灯・・・それぞれがどのように横浜に伝わり、広まっていったのか。調べてみると、そこには海外との繋がりや新しいものを取り入れようとした先人の努力があります。今回は、横浜の「はじめて」や、海外との繋がりを見つけることを目標として、ガイドさんの案内のもと横浜の街を散策しました。

 

 ガイドさんとの集合場所は、横浜公園。バスを降り、ふらっと球場の方へ行きたくなる気持ちをぐっと抑えて集合場所へ向かいました。その後は、各クラス2チームに分かれて、散策へ出かけました。

   

灯台を作りにきたはずが、灯台だけではなく、横浜公園や日本大通りも作ったブラントンの像を背に、事前に映像で見た吉田橋や、馬車のマークがたくさんある馬車道などを歩いていきました。途中には、アイスクリーム発祥の地や、ガス灯も見て回り、当時のアイスの値段や、ガス灯の周りは絹で出来ていることに驚いていた子どもたちでした。

 


 また、横浜に古くから残る建造物についてもお話を聞くことができました。横浜には、新しい建物が増えてきた中でも、当時のものを残そうと大切に残されている建造物がたくさんあります。それらがどのように使われていたのか、また、現在どのように活用されているかもお聞きすることができました。途中で横浜税関の展示室に入ったり、神奈川県庁の屋上から景色を眺めたりしながら散策コースを歩くこと、約3時間。最後の方には、「お腹すいた・・・」と疲れながらも無事に山下公園へ到着することができました。

 山下公園で、待ちに待ったお昼ご飯を食べて、エネルギーチャージ。公園にお散歩に来ていた犬たちにも癒やされ、クラスごとに集合写真を撮った後、午後は開港資料館とニュースパークに行きました。帰りのバスでは、多くの子たちがぐっすりお昼寝。たくさん歩いた1日となりました。
 見学後の社会の授業では、見学のまとめとして横浜のリーフレット作りをしています。横浜と歴史の繋がりや魅力を伝えられるリーフレットになるよう、頑張って取り組んでいます。