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5年生体験学習

5年生 社会科見学「フジテレビ・日本未来科学館」

 2月4日、5年生は社会科見学でした。フジテレビと日本未来科学館への見学を行いました。臨時休校後で、子どもたちは今回の社会科見学がなくなってしまうのではないかと、ハラハラしておりましたが、感染対策をしっかりと行っての見学となりました。
 当日は、朝からいつもに増してのハイテンション。集合時刻少し前にほぼ全員が揃っていましたので、めざましテレビの終盤を予習としてみんなで見て、「めざまし占い」で運勢をチェックしてからバスへと向かいました。
 コロナ対策でバスの座席は1人1席、窓側に座っておしゃべりは一切なしという、我慢のバス移動となりましたが、静かにDVDを鑑賞しながら過ごすことができました。

 最初の見学場所は、「日本科学未来館」。インターネット機器についてのお話を伺った後は、班ごとに自由に行動しました。

平日ということもあり、科学館はほぼ貸し切り状態。友だちといろいろな展示を自由に見てまわり、とても楽しく過ごせたようです。班で自由にと聞くと「修学旅行みたい!」と嬉しそうでした。

難しい展示もありましたが、細胞についてやインターネットの仕組み、地球環境についてなど、ゲームを通して学ぶことのできる展示もあり、充実した時間を過ごすことができました。時間も意識して行動することができ、声をかけて回らなくても最終集合時刻の2分前には全員がしっかりと揃っていました。

 見学2か所目は、フジテレビ本社にある「はちたま展望台」です。よくテレビに映っている、フジテレビの球体の部分です。長いエスカレーターとエレベーターに乗り、25階の展望台に着くと、きれいな景色が広がっていました。じっくり景色を楽しむ・・・かと思いきや、東京タワーやスカイツリー、お台場の自由の女神を見つけることもできました。

 いよいよ、フジテレビの湾岸スタジオへ移動し、楽しみにしていた昼食のカレーを頂いた後、番組作りが始まりました。赤黄・白青のチームに分かれて、番組の前半と後半を分担して作ります。目の前には、普段目にする「めざましテレビ」そっくりのセットに、普段は見ることのできない、たくさんのカメラや機械。子どもたちも私もびっくりしてしまいました。

今回は、一人ひとつずつ役割を担い、番組作りに携わりました。普段画面上では見えない仕事も経験し、「たくさんの人の力があって、番組は作られている」ということを体験を通して学ぶことができました。係ごとに、スタッフの方がつき、丁寧に機械の操作方法や仕事内容を教えて下さった後、リハーサルをしてから本番の収録をしました。緊張していた子どもたちでしたが、機械を身につける様子はなかなか様になっていました。テロップを1つ出すことにもタイミングに気を使う必要があり、間違えてしまうと放送事故に繋がると考えると、とても緊張しました。体験してみないと分からないこの緊張感を体験させてあげることができ、本当に良かったと感じました。

 

その後は、フジテレビのバーチャルバックヤードツアーを楽しみました。見たことのあるバラエティー番組やドラマのセットを見せて頂いたり、実際に撮影で使う道具も見せて頂いたりと、大喜びの子どもたちでした。良い社会科見学になりました。