演劇鑑賞会『ルドルフとイッパイアッテナ』人形劇団ポポロの方をお招きして

　12月7日は子どもたちが楽しみにしていた演劇鑑賞教室がありました。
この日は、体育館が劇場と変化します。今年度は、感染対策として密にならないように、間隔をあけて客席を作るため、2回公演で行われました。

　演目は、斉藤　洋さん原作の人気児童文学作品である『ルドルフとイッパイアッテナ』でした。舞台にある大道具といえば、カラフルな大小の直方体と立方体の複数のキューブ。劇団の方の手によって変幻自在に動かされるキューブによって、いろいろな場面が作り出されます。

時には、路地裏。時には、学校、病院、テレビ、そして日本列島の地図などなど。そして効果音は、全て劇団の方による生演奏。子どもたちは、生演奏に合わせて動くキューブを見てワクワクドキドキ、想像体験をしていくうちに、一気にお話の世界に引き込まれて、ルドルフとイッパイアッテナの智恵と勇気と友情の物語を思いきり、楽しみました。

『ルドルフとイッパイアッテナ』は2016年にアニメ映画化されていて、学校図書館でもシリーズ本を貸し出しています。これを機に、本を手に取って原作の世界も楽しんでもらえればと思います。