教員研修（水泳指導）

今日は教員の土曜研修日です。

研修テーマは（１）水泳指導法研修　（２）水難事故に備えた指導や遠泳指導です。

まず、夏休みの水泳指導に向けて、水泳の指導法を勉強しました。

基本の伏し浮きから、クロール。導入や指導ポイントをひとつ一つ実際に実演しながら確認しました。

夏休み期間中の水泳指導は、全教員で児童を泳力別に分けて、チームを組んで行います。

先生たちにとって、水泳指導法の研修は夏休みに向けて、大切な活動となっています。

プールでの研修会後半は、外部から講師を招いての研修会です。

日本ライフセービング連盟の理事から、児童の水難事故を想定した水泳指導や、小学部が伝統的に実施してきた遠泳について指導して頂きました。

プールの中央付近に、丸くなって集まり、まず浮き身の練習をしました。

浮き身ができると、子どもたちの池などへの落水事故を減らすことができます。

ジタバタせずに手を広げ、力を抜いてあごを上げるこの形が取れれば、長時間水に浮いていることができます。

水に浮きにくい場合でも、手をバンザイして、膝を折るこの形にすると、より楽に浮かぶことができます。

浮力体（ペットボトルなど）を体の前に抱え込むこの形は、もっと楽に浮かんでいることができます。

ビート板をおなか付近に抱えて、実験しました。

水温が低く、先生たちの体が冷えてきた頃、「体を温めましょう！」と先生から声がかけられ、ビート板を持って全員で水中行進をしました。２０名以上の大人がプールの縁を勢いよく行進するとプールの中に大きな流れができます。

流れの中で浮き身をるすと、どんどん流れていきます。

「流れるプール」です。

また、遠泳について、隊列の方向をスムーズに変えるためにはどのような方法があるのか、ボードを使いながら分かりやすく説明していただきました。

今日の研修が生かされる夏休みまで、あと２週間です。