研究授業が行われました

５年生社会科の研究授業が行われました。題材は「水産業」、社会科部会として掲げてきた研究テーマ「考える力を育てる授業」の実践授業です。

３つのグラフをグループに提示し、それぞれの気づきを掘り起こすところから授業が始まりました。

参観教員は小学部教員を始め、子ども教育学科の先生など２９名、子どもの数を上回っています。

授業では、グラフについての気づきから、何故そのような変化が起きているのかといった疑問点を導き出していきます。

研究授業の後、授業についての研究協議会が開かれました。参観教員を３つのグループに分け、それぞれのグループで討議した内容を最後に持ち寄る形です。

大学子ども教育学科の教授からも、社会科の専門的な視点から授業や指導内容について講評して頂きました。この研究授業に向け、授業者は夏休みから準備を進めています。この授業までの実践が、教室や廊下の掲示物などにもしっかりと刻み込まれています。協議会では、さまざまな角度から厳しい意見なども飛び交い、充実した研修会となりました。