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学校生活

いじめ防止朝会

 相模女子大学小学部では、毎学期ごとに、いじめ防止の授業や、いじめをテーマにした朝会を開いて、いじめ防止に努めています。
昨日は、そのいじめ防止のための朝会です。1から4年生に向けの低学年朝会と5,6年生向けの高学年朝会に分かれて行われました。

1?4年生は、「いじめってなに?」というテーマで、澄井副校長が話しました。PB195046のコピー
たくさんのケースを話していただき、自分の行動は当てはまってないだろうか、一つひとつ確認しながら話が進んでいきました。
 前半は、「じぶんはしていませんか、チェックしてみましょう。」でした。次のような項目が提示されました。
   ① 人を ばかに する。
   ② ぼうりょくを ふるう。
   ③ 人の ものを わざと とったり、こわしたりする。
   ④ 人の いやがることをする。 人を さべつする。
   ⑤ 人の わるいうわさを いったり、ともだちのわるぐちを かげでいったりする。
   ⑥ 人の みためを バカにする。
   ⑦ むりに なにかを やらせる。
   ⑧ なかまはずれにする。
   ⑨ むしする。
   ⑩ 人の いやがることをする。
 自分ではそのつもりがなくても、相手がそう受け取ってしまえば、それは「いじめ」になってしまうということを、こうして確認することで、再確認できたようです。PB195049のコピー
 後半は、「ちゅういして! こういうことも、いじめのなかまいり。」という内容で、話していただきました。
   ? からかった だけだよ。きずつける つもりなんて ないから。
   ? いじめを ちゅういしたら、じぶんも されるかも。
 自分は関係ない。自分じゃないから良い。そうではなくて、何もしないで見ているのも、いじめを応援しているのと同じだということも、やはり忘れないでほしいと思います。
 最後に「いじめのない すてきな学校に みんなで していきましょう。」副校長がまとめました。子どもたち自身が意識できる、そんな学校であり続けたいと思います。

 IMG_25175、6年生はトレーニングルームで川原田副校長が話をしました。
 高学年には、難易度を上げた話が行われます。
 「廊下を走る 走らない、勉強を今する しない、朝、挨拶をする しない、『する』か『しない』かを選択するのは、自分次第。」いじめも同様で、「いじめは、いけない」ということは、皆よく分かっているはずなのに、心の弱い人は、過ちを繰り返してしまう。
これは、3つの毒に操られてしまっている。
 1つ目は、「自分さえ良ければいいという自己中心的な毒」
 2つ目は、「些細なことでかっとする毒」
 3つ目は、「自分より劣っている人を見て喜んだり安心したりする毒」
 誰しもがもっているこの毒を、出すのか出さないのかは、それぞれ人の心の豊かさで決まり、それが人の価値を決めうるという話をしました。高学年として判断力を持って行動できる人間になってほしいと考えます。