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【中学部】2年生がプロジェクトアドベンチャーを行いました

中学部

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例年、中学部2年生はみなかみで林間学校を実施しています。感染症対策のため宿泊行事は実施できませんでしたが、代替行事の1つとして「プロジェクトアドベンチャー」を行いました。体験学習研究会にご協力いただき2回目の「プロジェクトアドベンチャー」を行いました。

プロジェクトアドベンチャー(PA)とは、心と頭のアドベンチャーで、グループでの体験(アクテビティ、遊び、ゲーム)と振り返りを繰り返すことで、集団の中での自分の行動を客観視し、メタ認知能力を高めるものです。

今回も、様々なチャレンジを通して感じたことを言語化し、時にはアドバイスをしてあげたり、意見をぶつけ合ったりしながら課題解決に取り組みました。

講師の方からは、関係を作るために大切なことは「越境する」ことだというお話がありました。自分の世界と他者の世界の間にある境界線を越えることは勇気がいることかもしれません。そんな時に大切なのは「話す」「聞く」「引き出す」こと。自分の考えを言語化して伝え、相手の意見を聞き、良いアイデアを持っていそうな人からの発言を引き出すことで互いの想いが共有でき、心の境界線のハードルが少し低くなります。1人では解決できないことでも協力すれば解決できる、みんなでやっていても1人の考えが大切だということをこの経験を通じて感じ取ってくれていれば嬉しいなと思います。

生徒たちからは
「PAを通して、改めて人との関り方を見つめ直せたし、クラスメイトの仲も深まり、とても大切なことを学べました。」
「今まであまり話したことのない人と一緒に何か成功させる時に、互いの意見を組み合わせて成功したら、とても嬉しくなることを知りました。クラス全体の時、いつもあまり発言できないけれど、勇気を出して発言したら、周りから褒めてもらえて、チャレンジしてみるのが良いことだと学べました。」

生徒も教員もたくさん学びのある1日でした。今回の学びを生かし、生徒と共に日々成長していけたらと思います。