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【総合的な探究の時間:高2ライフサイエンスコース】MQweek活動報告

高等部

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高校2年生ライフサイエンスコースのMQ(総合的な探究の時間)では、7月11日(金)に校内で東京工科大学による「探究の可能性を広げるための特別講座」を実施しました。生徒たちは、用意された4つの講座の中から興味のあるテーマを選び、大学の専門的な知見に触れる貴重な機会となりました。

さらに、7月16日(水)には、連携大学である麻布大学・北里大学・相模女子大学にて実際の講義を受講しました。大学での学びを体験することで、各自の個人探究活動に役立つヒントや視点を得ることができました。

◼︎7月11日(金)|東京工科大学

メディア学部  ゲームキャラクターに知性を持たせる【渡辺大地先生】
応用生物学部 皮膚の科学と化粧品【吉田雅紀先生】
デザイン学部 見た目だけじゃない情報デザイン【井藤雄一先生】
医療保健学部 生活を豊かにするルックスケア【石橋仁美先生】

◼︎7月16日(水)|麻布大学・北里大学・相模女子大学

麻布大学 生命・環境科学部 食品生命科学科[食品を摂取した後の血糖値を測定]【小手森綾香先生】

麻布大学 獣医学部 動物応用科学科[体の構造を観察する実習]【寺川純平先生】

北里大学 看護学部 看護学科[正しい手洗い・血圧測定]【小椋正道先生】

相模女子大学 栄養科学部管理栄養学科「食でつくる未来の自分〜10品目で元気な毎日を〜」【松永裕美子先生】

相模女子大学 ​​学芸学部メディア情報学科「ゲームのウラ側をのぞいてみよう」【佐藤貴子先生】

相模女子大学 学芸学部生活デザイン学科「センスじゃない、仕組みだ! 描くことで学ぶデザイン基礎」【桑原茂先生】

 

生徒の感想(一部抜粋)

■ 東京工科大学

  • 一口にAIといっても、ゲームの構成や特徴によってさまざまな種類があることを知りました。さらに、AIはゲームだけでなく学習支援の分野にも応用されており、その可能性の広さに驚きました。

  • 化粧品の開発といえば、どんな成分を使うかという研究が中心だと思っていましたが、今回は肌の土台を整えることに着目した講座でした。健康と美容は基本的に同じ方向を向いているけれど、美白は肌を守ってくれているメラニンが敵となるから健康には悪いということが意外だったため深く印象に残りました。

  • 情報デザインは生活の中にもたくさんあり、たとえば写真のノイズをあえて作るという技術があることを知って、とても興味を持ちました。

  • 高齢者向けの化粧品やスキンケア製品の提案を、作業療法士が行っているということを初めて知りました。医療と美容がつながっていることに驚きました。


■ 麻布大学

  • マウスの解剖を初めて体験しました。心臓は他の臓器に比べてとても小さいのに、全身を動かしている中心であることを知り、そのすごさに感動しました。

  • 人によって血糖値が上がりやすい食べ物が異なると知って驚きました。祖父母が2型糖尿病なので、二人に合った食生活を一緒に考えていきたいと思いました。


■ 北里大学

  • 体験実習で正しい手洗いの方法を学びました。普段の洗い方では汚れを落としきれていないことにびっくりしました。“目に見える汚れは手洗い、目に見えない汚れは消毒”という言葉が心に残りました。


■ 相模女子大学

  • これまで栄養バランスの良い食生活とは、すべての栄養素を推奨量どおりにとることだと思っていましたが、少しずつでも野菜を加熱して取り入れたり、キウイなどの栄養の豊富なフルーツを食事に加えることが大きな効果につながると学びました。管理栄養士という仕事にも興味を持つようになりました。

  • 紙コップのデザインに意味があるように、身の回りにあるものすべてが意図を持ってデザインされていることに気づき、驚きました。

  • 小学生ぶりにScratchを使ってプログラミングをしました。先生の説明が分かりやすく、楽しく取り組むことができました。