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2年生その他授業紹介

2年生 つなぐ手「茶道」

9月6日(木)2年生のつなぐ手は、「茶道体験」でした。茶道の指導をしていただくのは、本大学茶道部顧問の笹森雅子先生です。お辞儀やご挨拶、お茶とお菓子の頂き方を通して、「相手への思いやり、感謝の気持ちを持つことの大切さ」を教えて頂きました。KEN09861お茶菓は、子どもたちが食べやすいように半分にしてあったり、アレルギーの事に配慮した物を用意してくださったり、お抹茶を頂きやすいように、子どもたちの手前においてくださったりと、随所に思いやりの心が見られました。また、昔の怪我で正座できない担任の先生のために、椅子を用意してくださいました。この事は、子どもたちの心に、とても印象的な出来事として残った様でした。KEN09872先にお手前を頂戴する人は、待っている人を思いやり、「お先に」という言葉をかけ、待っている人は「どうぞ。」と答えます。また、共にお手前を頂戴する友だちとは「ご一緒に」という言葉をかけあって、気持ちのやり取りをします。子どもたちは、1年ぶりの茶道の授業で、最初 緊張や戸惑いが見受けられる子どももいましたが、笹森先生や補助の学生さんに細やかに教えて頂き、徐々に茶碗を回す手や、お辞儀の仕方、お手前をいただく姿に自信が見えるようになりました。KEN09926教室に帰ってきてからは、友だちに親切にしたり、私のお手伝いをしたり、今日学んできた思いやりの心を早速実践していました。相手を思いやる為には、今、相手が何を望んでいるかを察することが大切だと思います。子どもたちには、進んで相手の気もちを考え、相手を思いやることができる人に育って欲しいと願い、繰り返し声をかけていきたいと思います。