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体験学習新しい取り組み行事

インドネシア シナルマス ワールド アカデミーから短期留学生

28日(月)から2日間、インドネシアのSinarmasu world academyから短期留学生が9名来校しています。
全校紹介GEN_4826
 28日(月)のWelcome朝会で、今回来日している児童と先生が、全校児童に紹介されました。また、引率の先生から、素晴らしい寺院の模型のお土産をいただきました。
クラスで記念写真 
 そのうち、3名の留学生が、3年2組で一緒に生活することになりました。3年2組の様子をお伝えします。
自己紹介
 朝会後は、クラスの子どもたちとの初顔合わせです。学級委員の3名が、ホールで待つWilliam Xieさん、Kimberlee Suryadinataさん、Yi Wei Liさんの3名を迎えに行きました。拍手に迎えられて教室に入って来た3名は、とても緊張した様子でした。
 交流のきっかけとして、お互いの言語で挨拶をすることにしました。「Kenalkan = はじめまして」 「Selamat pagi . = おはようございます」 「Selamat siang . = こんにちは(午前中)」「Terima kasih = ありがとう」 「Maaf = ごめんなさい」インドネシア語を教わり、言ってみて、日本語を教え、言ってもらう。このやり取りを通して、少しずつお互いの距離を縮めていきました。
折り紙
 1時間目は、交流会です。まずは、「Origami=折り紙」に挑戦してもらいました。折ってもらったのは「紙鉄砲」です。折り方の見本を見ながら、丁寧に折り進めていきます。単なる山折リや谷折りとは異なり、折り込むような部分では、さすがに苦戦している様子も見られました。わからないところはできている子が教え、全員が無事に折り終わりました。
紙鉄砲
 せっかく完成したので、みんなで鳴らすことにしました。三角形の紙から何が出てくるのだろうか?と不思議そうな顔をしていたので、まずは担任がお手本で鳴らしてみました。綺麗なパーンという音が教室に響くと、子どもたちは大興奮です。「先生、全然鳴らない!」何度も挑戦していく中で、コツを掴む子が表れると、笑顔になる子が増えていきました。
めんこ
 紙鉄砲が上手に鳴らせるようになってきたので、1時間目のまとめとして「Menko=めんこ」に挑戦しました。もちろん初めて触るめんこなので、上手にひっくり返せるわけはありません。けれども、床に座ったり、持ち方を変えてみたり、あれこれ試行錯誤を繰り返しながら対戦を楽しみました。P5280705P5280694
 3時間目の音楽では、曲に合わせて教室の中を行進しました。リズムを変えてみたり、動きを変えてみたり。歌詞はわからないはずですが、留学生の3名も楽しそうに動いていました。言語は違っても、リズムを感じるということは、万国共通なのだと感じました。「なべ、なべ、底抜け♪」では、すっかり打ち解けた様子が見られました。「こっち、こっち。」と誘導したり、成功して一緒に喜んだりする姿が、たくさん見られました。
英語
 4時間目の英語では、会話の練習ができました。練習を積み重ねた会話ではなく、ほとんど即興での会話です。そんな状況でも、堂々と会話をしているクラスの子どもたちの姿を見て、とても頼もしく見えました。
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 昼食も一緒に食べました。何かの活動と一緒であれば雰囲気で会話することもできますが、面と向かって純粋に会話をするということは、少しハードルが高かったようです。昼食時は、積極的に話しかけたり、会話が盛り上がったりという状態にはなれませんでした。このあたりが、今の子どもたちの段階であり、これからの課題なのかもしれません。明日の昼食は、今日よりも会話が弾んでくれればと思います。
坊主めくり
 お昼休みは、教室でかるたを楽しみました。百人一首に触れてもらおうと、「Bouzu mekuri = 坊主めくり」に挑戦しました。「No hairだ!」と言って持ち札を置き、「Girlだ!」と言って置かれた札を受け取り、笑顔で楽しみました。2ゲーム目には、すっかり大興奮となっていました。
あいさつ
 帰りの会では、Yi Weiさんに教えてもらい、インドネシア語で挨拶をしました。残り半日となりましたが、さらに子どもたちにとって良い経験となりますように。 「Sampai jumpa lagi = さようなら」