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よもぎ団子を作ろう

1年生は、春の終わりに摘んだよもぎを利用して、よもぎ団子作りをしました。
1年生は、「エプロンと三角巾を自分で着けられるようにする。」という宿題を出されてこの日を迎えました。中休みに、子どもたちは可愛らしいコックさんに変身。「みんなで手伝ってできたの!」と嬉しそうです。家庭科室に移動し、お団子作りの始まりです。教室での約束や、作り方の説明の後、さっそく作業を始めました。今回は、1年生みんなで摘んだよもぎを茹でてペースト状にしたものを使いました。自分たちが摘んだ時とは、すっかり様子の変わったよもぎに、子どもたちはびっくり。「なんだか、ほうれんそうみたいになったね!」「良い香りがするねえ。」と話していました。
みんなで配られたお団子の粉を触って、「さらさらする~!」と大興奮。お手本として少しこねたものを見せると、「うそ、こんな風になるの?!こんなにさらさらなのに?」と半信半疑でした。「水とよもぎを入れるときに、少しずついれることが大事だよ。」と話すと、慎重に慎重に水を加えていました。少しずつ固まり始めると、「先生!見てみて!」と嬉しそうな子どもたち。班の中で、協力して作業を進められるよう、それぞれの班で工夫をしていたようです。耳たぶくらいの硬さに生地がまとまると、今度は一人ずつかたまりをへびのような棒状にしていきます。見本を見せると、「あ!図工でやったやつ!」との声。この作業は、図工で線路作りの際にやったばかりなのです。「見てみて!すぐ出来ちゃうよ!」と得意げにやって見せてくれました。得意すぎて、お団子のサイズより遥かに細いへびも何匹か見かけましたが、無事に乗り切りました。
形作りへびを作った後は、ころころと丸めていきます。食べやすい大きさに丸めるのが大変そうでしたが、きれいなお団子をたくさん作ることができました。かわいいサイズのお団子も、たくさんありました。最後は、お鍋のところまで持って行き、茹で上がるのを待ちます。鍋にいれたお団子が浮き上ってくるのを、「まだかな、まだかな。」「あっ!ちょっとずつ浮いてきたよ!」と待ち、全て上がったところで、一緒に60秒を数えました。形作り2完成茹で上がったお団子を見て、「わあ!」と嬉しそうな声があちこちから聞こえてきました。「ねえ、まだ食べない??まだ?」と冷めるのを今か今かと待ちました。教室に戻ると、さっそくきな粉をかけて頂きました。給食と一緒に、自分たちの作ったお団子が机に並ぶのは、子どもたちにとって一大イベントです。お弁当で「ねえ、先生、本当に食べて良いの?」と聞く子に、「いいよ!」と答えると、「やったー!」と大喜び。美味しそうにお団子を頬張っていました。
 子どもたちが一生懸命に作ったお団子です。子どもたちは、「先生方にも食べてもらいたい!」と職員室に持って行きました。中には、大好きな先生に直接食べてもらいたい!とお皿を先生のもとへ持っていった子もいました。