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6年生体験学習

6年生 富士山自然体験学校 1日目

8月14日~16日(二泊三日)で行われる、「富士山自然体験学校」の始まりです。
6年生の富士山自然体験学校では、特に理科で学習してきた富士山の火山としての特徴や、なぜ富士山は世界文化遺産なのかを、現地に行って、体験的に学ぶことが目的です。

ちょっと小雨の降る中、開校式を行いました。代表の子どもたちからは、「しっかりとみんなで協力して学びを深めましょう。そして、この富士山自然体験学校を充実したものにしましょう。」という意気込みが伝えられました。保護者の皆様に「行ってまいります。」の挨拶をして出発です。

富士山周辺の天気が心配されましたが、途中の足柄サービスエリアでは青空のもと、富士山がきれいな姿を見せてくれました。充実した見学ができそうです。

バスは予定通りに最初の見学地である忍野八海に到着しました。ここでは、富士山に降った雨や雪が長い年月をかけて溶岩の中を通り、湧き出ていることを実感するために見学します。実際に水が湧き出ている場所を見たり、湧き水を飲んだり触ったりして、その自然の神秘さをしっかりと体験しました。

昼食は山梨名物「ほうとう」です。子どもたちはおいしそうに「ほうとう」を頬ばっていました。量も結構あるのですが、完食している子どもが多くびっくりしました。

昼食をいただき、午後の見学地である河口湖フィールドセンターに到着しました。解説をしてくれるガイドさんに挨拶をして活動開始です。

河口湖フィールドセンターでは、富士山の8合目付近から流れた剣丸尾溶岩が森林を飲み込み、そこにあった樹木の形に溶岩が固まった溶岩樹型がたくさん点在しています。また、船津胎内神社の中にある大きな複合樹型もあり、文化遺産としての側面も学ぶことができました。

フィールドセンターでは、今日の夜、観察に行くヒメネズミのクラフトづくりにも挑戦しました。

午後の活動を終え、今日から3日間お世話になる「くわるび」に到着。ホテルの方に「よろしくお願いいたします。」の挨拶をして、各自お部屋に入ります。

ホテルで夕食をいただき、ヒメネズミの観察に出かけました。若干の雨の中での観察になりましたが、多くの子どもがヒメネズミをしっかりと見ることができました。

明日は青木ヶ原樹海や富士山世界遺産センターへ見学に行く予定です。しっかりと寝て、明日の活動に備えましょう。