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6年生授業紹介

6年生つなぐ手「ユニセフの方をお招きして」

 先日、つなぐ手で神奈川県ユニセフ協会の方にお越しいただき、世界の子どもたちの現状についてお話を伺いました。

今、子どもたちは当たり前に学校に来て勉強し、友達との楽しい時間を過ごしています。でも、世界には学校に通うことができない子どもたちがたくさんいます。それは、経済的に貧しく、子どもでありながら遠くの川から水を運ぶなど、家族を支える一員として働かなければならないからです。

実際の水瓶を使って、水を運ぶ体験をさせていただきました。水を入れると約15㎏にもなる水瓶。子どもたちは室内の2mくらいを運びました。持ち上げるのにも気合いが必要で「あ~重い!」と言いながら、どうにか運んでいました。世界の子どもたちはそれを何㎞も、そして何往復も担いで運んでいるのです。私たちが蛇口をひねればきれいな水をいつでも飲むことができることは、決して当たり前のことではないことに、改めて気づきました。

 

また、栄養不足により6秒に1人の割合で5歳未満の子どもが亡くなっている現状も知ることができました。毎日のように好きな物をおなかいっぱい食べ、きれいな水を飲み、清潔な環境の中で過ごしている子どもたちには、考えられない衝撃だったことと思います。

 

世界の現状を知り、自分にできることがないかを考えて生活をすることが大切です。恵まれた環境の中で生活することができていることに感謝しながら、毎日を一生懸命生きてほしいと思います。