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3年生

盲導犬ユーザーを招いて

3年生は国語で盲導犬について学習をしました。今日は、小学部独自の教科「つなぐ手」として、盲導犬ユーザーの方をお招きし、3年生合同でお話を伺う会を開きました。

「つなぐ手」の学習では、学習の柱のひとつとして夢や目標をもって前向きに生きる人の考えや生き方について触れる機会を設けています。
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今回、講師を引き受けて下さった盲導犬ユーザーは、元盲学校の先生を長年勤められた方です。
日本盲導犬協会のボランティアスタッフも同行して下さり、一緒に会を上手に進行してくれました。
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何よりも子どもたちの視線を集めたのは、盲導犬「ハック」です。
ハーネスにセットされた「仕事中」の文字の通り会場へユーザーさんを案内し、講演の間、じっと身動きせずに待っていました。
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盲導犬ユーザーさんから、あらかじめ子どもたちから届けてあった質問事項を元に、お話していただきました。
子どもたちの質問は、日頃の生活や盲導犬との関わりなど多岐に渡っていましたが、さすが元先生だけあって、ひとつ一つ分かりやすく説明してくれました。
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盲導犬の仕事や仕事中の盲導犬に対して守ってほしい事なども説明していただきました。
・仕事中の盲導犬には声を掛けたり、なでたりしない。
・エサをあげない。
・正面から目を見つめたり、口笛を吹いて呼んだりしない。などです。
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会の終了後、ユーザーさんが子どもたちへの特別サービスとして、ハックルのハーネスを外して、仕事モードを解除した上で、子どもたちに「ハックに触りたい人は触っていいですよ」と声をかけてくれました。
もちろん子どもたちも大喜び、ハックの頭をそっとなでて会場を後にしました。
ユーザーさん・ボランティアさんそして盲導犬ハック、ありがとうございました。