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大学の先生によるワークショップ

小学部パワーアップアクションの一つに「学びの連携」があります。今日は、大学子ども教育学科の3名の先生にお願いして、国語・算数・理科3教科のワークショップを開いていただきました。

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理科ワークショップは、大学の理科教室を使って佐藤道幸先生に指導していただきました。

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まず、身近な材料で小学生にも作らせることができる「箱カメラ」を制作しました。20分ほど感光させ、熱を加えると像が浮かび上がる感光紙を使ってのカメラです。

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次に、子どもたちにも大人気の空気砲を作りました。電動のスモークマシンで煙を発生させ、穴をあけた段ボールの箱に入れて箱をたたくと煙のリングが発射されます。穴の形を変えるとリングの形が変化するのか、どこまでリングが届くのか先生たちも夢中です。

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 次に手回し発電機を使って、いろいろな実験をしました。簡易発電機のハンドルを回すと、簡単に電気を発生することができます。先生方も小学生のようになって発電作業に夢中になりました。

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最後に紹介して頂いたのは、「レゴマインドストーム」です。5万円ほどのレゴキットにもかかわらず、各センサーやモーター、タイヤなどを組み合わせるとさまざまな動きをするロボットを作ることができます。用意していただいたロボットは、光センサーを搭載し、白い紙の帯に沿って自動走行するようにプログラムされたロボットです。

大学で教科指導について専門に研究してこられた先生方のワークショップは、教科のおもしろさ楽しさにあふれています。

算数科ワークショップでは瀬尾美紀子先生に「学習時の子どもの思考プロセス」と題した実際の算数指導場面に大切な子どもの記憶・知識・思考についてお話しいただきました。 

国語科ワークショップは、相原貴史先生に指導していただきました。子どもたちのことばによるかかわりに焦点をあて、子どもたちの認知の仕方や望ましいことばのイメージを想像させる手だてについて学ぶことができました。