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モルモット「シロン」とのお別れ ありがとう。ずっと忘れないよ。

15日(金)の朝のことでした。1年2組の子どもたちが、慌てて職員室にやってきました。「先生、シロンがおかしいの!」
IMG_8926それから2時間後、残念ながら、モルモットのシロンの命は天に召されてしまいました。数年前には血尿が出てしまうなど、体調を崩しながらも、平均寿命を大きく上回って元気に過ごし、大往生でした朝、既にもう体がだいぶ冷え、呼吸も正常な状態ではありませんでした。よく面倒を見、毎日声をかけ、気にかけていた子どもたち。前日には、まだ元気にチモシーやニンジンを頬張っていただけに、突然のシロンの死は、子どもたちの心にきっと大きく響いたと思います。たくさん涙を流し、たくさん「ありがとう」と声をかけ、冷たく硬くなったシロンの体を飽くことなく撫でたがりました。そして誰ともなく、自由帳や総合のノートを出し、その時の自分の気持ちを綴り始めました。
IMG_8929のコピーIMG_8905のコピーこれが「命の力」なのだな、と感じました。
午後、お昼を食れよう」「お墓の周りを綺麗に飾ってあげよう」「お祈りしよう」悲しい気持ちと感謝の気持ちを、どうやって亡くなったシロンに伝えるか一生懸命考えていました。。シロンお別れ2
シロンお別れ3
最後まで子どもたちがシロンを可愛がり、大事にお世話をしてきたことが、きっと子どもたちの栄養になるに違いありません。昼休みに、様々な学年の子がシロンのお別れに来ているのを見て、「シロン、人気者だったんだね」「シロンのこと、みんな大好きだったんだね」ということにも気づく機会も得ました。来週からも子どもたちのケアも続けながら、この「命との出会いと別れ」の経験を大切にしながら、一緒に前に進んでいきたいと思います。