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1年生総合学習「私たちの生活を守ってくれる人」

1年生では、2学期に「私たちの生活を守ってくれる人」として、麻溝公園で働く人にお話を聞きに出かけました。もっと身近な小学部にも「私たちの生活を守ってくれる人」がたくさんいます。その中から、3学期は、「用務員さん」「守衛さん」「事務員さん」の3人の方に、グループに分かれてお話を聞かせて頂きました。
 いつもトイレや外の掃除をしている姿、お茶を用意してくれている姿を目にしている「用務員さん」。子どもたちにとっては、一番身近な存在かもしれません。小学部には7人の用務員さんがいて、時間で分かれて、トイレ掃除、玄関の掃除、お茶の用意と片づけ、掃除で出たゴミをまとめて捨てに行くなどたくさんの仕事をして下さっていることを知りました。いつも目にしている光景ではありましたが、今までは何となく見過ごしていた用務員さんに、「ありがとうございます」って行ってこようかなという声が聞かれるようになったことは嬉しい変化でした。
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正門や東門に立って、子どもたちの安全を守って下さる「守衛さん」。子どもたちにとって、守衛さんのイメージは「朝あいさつをしてくれる人」「悪い人が入ってこないように見張ってくれる人」というものです。守衛さんは、相模女子大学に通う児童・生徒の安全を守るために、3つある門での見張りや巡回、各校舎の施錠と電気の消し忘れ等を見て回る仕事をしています。子どもたちの中からも「いつも朝早くから帰りまでいるけど、お休みはあるのかな?」との声もありましたが、24時間交代で勤務をしていること、土日も休みではないことなど、子どもたちの想像をはるかに超えた仕事内容にびっくりしていました。また、普段は入ることのできない守衛室にも入れていただき、防犯カメラのモニターや、無線の親機、火災受信板などに興味津々。朝や帰りに子どもたちの元気な挨拶を聞くのが楽しいと話してくれた守衛さん。これからきっと守衛さんへの挨拶の仕方も変わってくることと思います。P1310177「忘れ物を届けてくれる人!」というイメージの「事務員さん」。毎日の欠席連絡を受け担任に伝えたり、お家の人が届けてくれた忘れ物を教室まで届けに来てくれたり、学校で必要な備品を購入したりと学校生活を支えてくれています。子どもたちの目には触れない部分での仕事が多いため、子どもたちの中には、事務室を知らない子もたくさんいました。そこで、事務室の探検へ!一番の印象は「狭いね!」。でも、その狭いお部屋の中に仕事に必要なパソコンや封筒などの学校備品、いろいろな資料があることに驚いていました。
 私たち人間は、決して一人で生きていくことはできません。多くの人の支えによって私たちは毎日を楽しく元気に過ごすことができています。茶道でも習った「感謝の心」をきちんと形に表せるような子どもたちでいてほしいと願っています。