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募金趣意


相模女子大学は、明年の2020(令和2)年で創立120年を迎えます。
帝専の略称で全国に知られ、当時の朝鮮、台湾などからの留学生も多かった前身の帝国女子専門学校の 、東京の大塚にありました校舎はじめ一切を不運にも空襲で焼失し、新天地を求めて相模原の現在地に移転してまいりましてから、いわば無ー文の状態で再出立しましたのが、今日の伸張を見るまでになりました裏には、教職員、学生、同窓会ほか、関係者の、それこそ血の滲むような努力、献身があったことを承知しております。
すなわち私立学校は、そうした篤志に支えられてあるもので、そのように運営されてこそ、私立学校はそれぞれの独自な色を競い合うことにもなります。
大学の学部・学科の大幅な改編を行い、総合大学の体制を整えましたのも、お蔭様ですっかり定着し、2013(平成25)年には学芸学部に生活デザイン学科を開設しましたのは、すでに卒業生を出しておりますが、18歳人口の減少が私立大学の経営に少なからぬ影を落していることは、相模女子大学も例外ではあり得ません。
まして大学、短期大学部に幼稚部、小学部、中学部・高等部を併せる本学園全体への影響には、今後の推移によっては、けっして楽観を許さないものがあり、特に学校法人の責任は重くなる一方です。
冗費の節減は当たり前のこと、さらに財務内容の改善を鋭意図る所存ですが、新しい教育方法の導入や、 整備を急ぐ必要のある校舎も大学だけではないことから、緊縮につとめても、財政の状況がそれに追いつかない面があることは蔽い得ません。
「マーガレット募金」の名で、保護者、保証人の各位をはじめ、教職員はもとより、広く卒業生を含む学園に有縁の皆様に募金をお願いする事業を発企し、2008(平成20)年度に開始しました理由は、別のところにありません。
花ことばが「清楚な乙女心」のマーガレットは、本学のシンボルで、それに因みましたのは、相模女子大学にしかできない、相模女子大学らしい募金たらしめようとする念に出ております。
マーガレット募金は、もとより任意で、内容を「学習活動支援募金」「キャンパス整備募金」「教育・研究活動支援募金」「さがっぱ・ジョーの活動支援」に分けましたなかから、ご支援先を指定いただけますし、目的を指定しないご寄付もお受けします。
皆様からいただきましたご支援は、ご指定の目的ごとに有効に活用し、また活用の内容はホームページ等を通じてご報告させていただきます。
お寄せいただく醵金は、物であると言えば、なるほどそれ以外のものではありません。
しかし、醵金をありがたいとするのは、その物を介して、まさに心の通うのを合わせて感じとれることにおいてです。
お励ましとして、大学が勇を鼓すこと、これに優るものはなく、どうか趣意にご賛同いただきまして、大方のご協力をたまわりましたら幸いに存じます。大勢のご声援を力に、次なる飛躍を期したいと念願するばかりです。
2019年 9月
学校法人相模女子大学理事長 谷崎 昭男
相模女子大学・相模女子大学短期大学部長 風間 誠史
相模女子大学高等部・中等部校長 原野 聡美
相模女子大学小学部校長 竹下 昌之
認定こども園相模女子大学幼稚部園長 斎藤 正典

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