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募金趣意


昨年来の新型コロナウィルスの感染拡大により、生活に様々な形で影響を被っておられます皆様に心よりお見舞い申し上げます。

さて、わが学園も昨年は創立120年の節目の年でしたが、コロナ禍への対応に翻弄されたことは否めません。しかし、そのなかで教育水準の維持・継続に努め、今なお続くコロナ対応、そしてポスト・コロナの新たな教育態勢構築へむけて教職員一丸となって取り組んでおります。

相模女子大学の前身である帝国女子専門学校は、東京の大塚にあって、帝専の略称で全国に知られ、留学生も多く在学しておりましたが、1945年4月の空襲で、校舎はじめ一切を焼失し、翌1946年に新天地を求めて相模原の現在地に移転してまいりましてから、今日の伸張を見るまでになりました。その裏には、教職員、学生、同窓会、保護者等のほか関係者の、それこそ血の滲むような努力、献身があったことを承知しております。すなわち私立学校は、そうした篤志に支えられてあるもので、そのように運営されてこそ、私立学校はそれぞれの独自な色を競い合うことにもなります。

学園は2014年4月、「見つめる人になる。見つける人になる。」を教育スローガンに掲げて新しい教育構想「Sagami Vision 2020-総合学園としての約束-」を学内外に宣言し、2020年を迎えた昨年度、その基本的な継続を決定いたしました。

「見つめる人になる。見つける人になる」とは、社会との関わりの中で積み重ねるすべての経験を通して、社会と自分自身をしっかり「見つめ」、社会のあるべき姿を模索し自らの進む道を「見つける」。そして、社会の一員として、社会の恩恵を感じながら生きるとともに積極的に社会に貢献する「人」を育てるということです。そこに、本学園が創立以来継承してきた、自立した女性を育成する「女子教育」の今日的な意味があります。

このスローガンのもと、大学においては、2018年に学生が地域や社会と連携し様々な人と触れ合う自主的な学びを支援する「夢をかなえるセンター」を設置、2020年には新たな学びの場としてMBAを取得できる専門職大学院「社会起業研究科」を開設するなど、教員と職員が力を合わせ先駆的な取り組みを実現させています。中学部・高等部は、引き続き、生徒の学力向上と人間性の育成を目指す教育改革を着実に進めており、小学部は、ICT教育、プログラミング教育、英語教育、そして探究の時間など学外からも注目される先進的な取り組みを行っております。幼稚部は、この間、認定こども園として生まれ変わり、地域の待機児童問題の解消に大きく貢献しております。

さて、私立の総合学園としては、予想を超えて進行する少子化という深刻な社会問題に向き合わなければなりません。冗費の節減は当たり前のこと、さらに財務内容の改善を鋭意図る所存ですが、新しい教育方法の導入や、老朽化により整備を急ぐ必要のある校舎も幼・小・中・高・大それぞれにあることから、緊縮につとめても、財政の状況がそれに追いつかない面があることは蔽い得ません。

2008年度に「マーガレット募金」の名で、保護者、保証人の各位をはじめ、教職員はもとより、広く卒業生を含む学園に有縁の皆様に募金をお願いする事業を開始しました。「マーガレット募金」は、もとより任意で、内容を「学習活動支援募金」「キャンパス整備募金」「教育・研究活動支援募金」「さがっぱ・ジョーの活動支援」に分けましたなかから、ご支援先を指定いただけますし、目的を指定しないご寄付もお受けします。皆様からいただきましたご支援は、ご指定の目的ごとに有効に活用し、また活用の内容はホームページ等を通じてご報告させていただきます。

お寄せいただく募金は、その多寡にかかわらず、それによって学園への思いが伝わってくることを、私どもは何よりうれしく、またありがたく感じます。長い歴史をつないで、今の学園の運営に携わる者にとって、それは何よりの励ましであり、また未来の学園への希望となります。どうか趣意にご賛同いただきまして、大方のご協力をたまわりましたら幸いに存じます。大勢のご声援を力に、一人一人の園児・児童・生徒・学生をていねいに育む教育の、一層の充実を期したいと念願するものです。
2021年10月
学校法人相模女子大学理事長 風間 誠史 
相模女子大学・相模女子大学短期大学部学長 田畑 雅英 
相模女子大学中学部・高等部校長 原野 聡美 
相模女子大学小学部校長 川原田 康文
認定こども園相模女子大学幼稚部園長 齋藤 正典 


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