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生成AIの利用に関する学生向けガイドライン


このガイドラインは、学生の「考える力」を守り、育てるためのものです。生成AIの適切な利用を促進するとともに、成績評価の公正さを担保するために、以下の点に留意して下さい。


1.学力向上につながるよう生成AIを利用する

  • 学生時代に生成AIを活用する能力を向上させることは重要です。「どのような使い方が学力向上にプラスに働くか」、「どのような使い方が学力向上にマイナスに働くか」を考えて、利用する場合・利用しない場合を、主体的に選択して下さい。生成AIに依存するのではなく、生成AIを使いこなして下さい。

  • 学力向上にプラスに働く利用とは、学修の補助ツールとしての使い方(例:わかりやすく教えてもらう)、自身の思索を補強する使い方(例:思考の壁打ち相手)です。これらの場合においても、「すぐに生成AIに質問を投げる」のではなく、「いったん自分自身で考え、生成AIの出力結果を予測した後に、生成AIに質問を投げる」と学力アップにつながりやすいです。
プラスに働く例 効率的に情報収集する、わからない点を分かりやすく教えてもらう、関連資料を要約してもらう、練習問題を出題してもらう、自分の作った文章について意見をもらう、自身のアイデアを深めるための対話相手になってもらう。
  • 学力向上にマイナスに働く利用とは、自らの思考プロセスを介在させず、思索自体を生成AIに依存する使い方です。自身の文章力アップ、自分の独自性の発揮のためには、利用しないという選択も有効です。
マイナスに働く例 生成AIの回答結果を単純に切り貼りしてレポートを作成する、生成AIの出力結果の真偽を確認せずに使用する。

2.生成AIの利用に関する一般的な注意事項

  • 生成AIが出力した文章やプログラム等を、そのままの形で自分の成果物として提出した場合は、不法行為(剽窃、盗用、著作権侵害)、倫理違反とみなされる場合があります。

  • 剽窃・盗用は、文章等を直接利用するだけでなく、そこに示されるアイデア・意見等の内容を、自分のオリジナルであるかのように表現する場合も含まれます。

  • 学外に成果物を提出する場合、「生成AIの利用が認められている場合であっても、提出先の規約等により、その利用範囲・方法を明記するよう求めている場合があること」に注意して下さい。

  • 生成AIは、事実と異なる内容を出力することがあります。必ず信頼できる文献や一次情報に当たり、裏付けを取って下さい。

  • 生成AI(特に無料版)に入力した情報は、生成AIの学習データとして利用され、意図せず第三者に流出する恐れがあります。プライバシーに関わる情報、機密情報等は入力しないようにして下さい。有料版の生成AIを使用している場合は、入力データが学習に利用されない設定で利用するよう努めて下さい。

3.生成AIを利用した成果物に対する成績評価等

  • レポート課題等において、生成AIを適切に利用することは問題ありません。

  • 授業によっては、教育的意図から、生成AIの利用を「禁止」、又は、「制限」する場合があります。

  • 成績評価の公正さを確保するため、レポート課題等について、授業担当教員が、「生成AIの利用の有無、利用した生成AIの種類、利用箇所と方法(どの部分にどのように利用したか)を成果物に明記して下さい」と指示する場合があります。
生成AIの利用方法には、例えば、以下のような類型があります。ただし、教員から別の類型の紹介がある場合があります。
「関連用語や背景知識の調査」、「外国語の情報の翻訳・要約」、「テーマの選定やアイデア出し」、「比較表の作成等の各種分析」、「構成案の作成」、「自身の書いた文章の校正・添削・推敲」、「プログラミングコードの生成・デバッグ」、「その他(具体的に:      )」
  • 次のような成果物は、不正行為とみなされる場合があります。
    1. 生成AIの出力を単純に流用した成果物
    2. 生成AIの出力結果が実質的な「成果物の主体」となっており、学生は「清書」に終始している成果物
    3. 教員の指示(生成AIの利用の禁止や制限、生成AIの利用に係る成果物への明記)を守っていない成果物
    4. 剽窃、盗用、著作権侵害のある成果物
    5. 生成AIが出力する事実に反する記述(ハルシネーション)がある成果物

  • 成果物について、後日、教員が問い合わせ、口頭説明を求める場合があります。

  • 大学での評価は、あくまでも学生自身の学びや考察を対象とします。生成AIが出力する整った文章よりも、学生自身の思考プロセスが反映された独自性のある文章を高く評価します。逆に、生成AIが生成した一般的な内容に留まり、独自の視点が見られない成果物、学生の思考プロセス等が見られない成果物は、低く評価します。

  • 生成AIの利用に関し、迷いが生じた場合には、授業担当教員等に相談して下さい。

4.生成AIの就職活動における利用

就職活動(エントリーシート作成等)における利用については、以下の点に注意して下さい。
  • いきなり生成AIに書かせるのではなく、自らの思考を深め、自分が書いた文章へのフィードバックを求める形で利用して下さい。
  • 生成AIの出力は一般的で無難な内容になりがちです。実体験に基づいた具体的なエピソードを大切にして、独自性を確保して下さい。
  • 生成AIを使った整った文章よりも、学生自身の思考プロセスが反映された個性ある文章の方が、採用担当者への訴求力が高い可能性があります。生成AIを使い過ぎないようにして下さい。
  • 生成AIが作成した文章をそのまま提出した場合、面接時の語彙力、思考力との間に大きな乖離があれば、面接担当者は違和感を覚え、「自分の言葉ではない」、「自分で考えたことではない」と判断する可能性があります。
  • 採用企業等も、エントリーシートによる学生の評価から、面接やグループディスカッションを用いた評価に比重を高めている可能性があります。
  • 企業によっては生成AIの利用について申告を求める場合があります。応募企業の要綱を確認して下さい。


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