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加納 留美子


Kanou Rumiko

所属・職位:日本語日本文学科 講師
担当科目 :中国古典講読Ⅰ・Ⅱ、伝統文化研究1、漢文教材特講
専門分野及び関連分野:中国古典文学(特に蘇軾を中心とする宋代の詩)

最終学歴 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学
学位 種類:博士(文学)
授与大学:東京大学
所属学会 東方学会、日本中国学会、日本宋代文学学会

ページ内目次


研究テーマ

中国宋代の文学、特に蘇軾(そ・しょく)という人の詩を研究しています。蘇軾の詩にはたくさんの技巧がこらされ、一首読むだけでも骨が折れるのですが、さらには「複数の関連する詩を繋ぎ合わせて読むと新たな意味が現れる」という重層的な構造があることにも注意する必要があります。目下、一つ一つの作品を手掛かりに、こうした構造の分析を続けています。千年前の知識人の壮大な構成力には、いつも刺激を受けています。
その他、漢文特有の「特定の表現を繰り返し用いること」の効果の考察や、共通のシチュエーションを持つ複数の文学作品を比較することにも関心があります。

研究業績

区分 単/共 著書・論文名等 発行所・掲載誌等 発行等年
著書 共著 市川桃子主編『幕末漢詩人杉浦誠『梅潭詩鈔』の研究』 汲古書院 2015
学術論文 単著 「徐州時代の蘇軾作品――『成功体験』が齎したもの」 東英寿主編『唐宋八大家の世界』、花書院 2019
学術論文 単著 「蘇軾羅浮山詩考」 日本宋代文学学会『日本宋代文学学会報』第3集 2017
学術論文 単著 「人衆者勝天、天定亦勝人――海南時代の蘇軾を支えたもの」 日本宋代文学学会『日本宋代文学学会報』第1集 2015
学術論文 単著 「南宋詠花詩と花文化:江湖派を中心に」 内山精也主編『南宋江湖の詩人たち 中国近世文学の夜明け』(アジア遊学180)、勉誠出版 2015
学術論文 単著 「從神仙成爲花卉:“水仙”的概念脈絡與修辭系譜之流變」 高克勤・侯体健編『半肖居問学録‏』、上海人民出版社 2015
学術論文 単著 「神仙から花へ――『水仙』の變遷と『水仙花』の受容」 宋代詩文研究会『橄欖』第19号 2012
学術論文 単著 「夜雨對牀:蘇軾兄弟所期望的理想將來」 四川大学中国俗文化研究所主編『新國學』第9巻 2012
学術論文 単著 「蘇軾詠梅詩考――梅花の『魂』」 日本中国学会『日本中国学会報』第63集 2011
学術論文 単著 「夜雨對牀――蘇軾兄弟を繋いだもの」 日本中国学会『日本中国学会報』第61集 2009

受験生へのメッセージ

日常生活にあふれている漢字を、皆さんはどれほど意識して使っていますか?神奈川県や、相模女子大学。一つずつの漢字の部首がなにかを知っていますか?なぜその部首に該当するのか、想像できますか?
私の担当する授業では、漢字一文字一文字が繋がることでどのような意味になるのかを考えます。なぜその文字が使われたのか、他の似た意味の漢字に入れ替えたらどうか、などなど漢字を題材に皆さんと話し合いたいと思います。
漢文を学ぶとは、日頃使っている文字を問い直すこと、自分がどのような世界で生きてきたのかを見つめ直す一歩にもなります。授業を通して、一緒に漢字と漢文の新たな一面を探す旅に出てみましょう。



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