茜館(旧第一本部棟)解体と一般公開(7月12日)のお知らせ
2025年6月12日
2025年6月27日*一般公開に関する情報を更新しました
2025年6月27日*一般公開に関する情報を更新しました
本学は、相模原市の登録有形文化財である茜館(旧第一本部棟、以下「茜館」)について、老朽化により2025年7月以降に解体することをお知らせします。解体に先立ち、2025年7月12日(土曜日)に一般公開を実施します。
一般公開について
原則、茜館は一般公開していませんが、茜館とその歴史を伝える場として、以下のとおり茜館の一般公開を実施いたします。
日時 | 2025年7月12日(土曜日) 10:00〜16:00(予定) |
会場 | 相模女子大学 茜館(相模原市南区文京2丁目1番1号) |
対象 | 本学卒業生、在学生、地域住民など一般の方 |
申込 | 予約不要 |
入場料 | 無料 |
注意事項 |
|
問い合わせ先 | 学校法人相模女子大学 アーカイブ室 〒252-0383 神奈川県相模原市南区文京2-1-1 TEL 042-742-2604(直通) |
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茜館(旧第一本部棟)
茜館(旧第一本部棟)の廊下
フランス式庭園
解体の経緯
本学では、茜館の文化的価値を尊重し保存に努めてまいりましたが、建設時の図面がなく耐震診断も出来ない状態で、安全上及び居住環境上に大きな懸念があることから、関係機関との協議の上、解体を決定いたしました。
なお、相模原市文化財保護課には、相模原市文化財の保存及び活用に関する条例に基づく「現状変更等届出書」を提出しており、2025年3月31日に受理されています。
なお、相模原市文化財保護課には、相模原市文化財の保存及び活用に関する条例に基づく「現状変更等届出書」を提出しており、2025年3月31日に受理されています。
茜館の記憶を未来につなぐ取り組みについて
茜館は、戦前・戦後を通じて多くの歴史を刻んできた貴重な建築物であることから、本学ではその価値を未来に伝える取り組みを進めています。
具体的には、茜館の四季をテーマにした動画の制作や、解体後の茜館の一部部材について学内で保管・展示するほか、相模原市立博物館への寄贈を予定しています。
具体的には、茜館の四季をテーマにした動画の制作や、解体後の茜館の一部部材について学内で保管・展示するほか、相模原市立博物館への寄贈を予定しています。
解体後のキャンパス再整備について
本学の創立125周年記念事業の一環として、茜館及び併設するフランス式庭園周辺の再整備を進めます。跡地には「女性の活躍を支援し、地域とともに発展する開かれた学園へ」をコンセプトとし、地域の方にも活用いただける新しい交流空間の整備を予定しています。
詳細は以下の特設ページをご確認ください。
https://www.sagami-wu.ac.jp/125th/future/
※本ページに掲載している情報は、基本構想段階を示したものであり、今後変更となる場合があります。
詳細は以下の特設ページをご確認ください。
https://www.sagami-wu.ac.jp/125th/future/
※本ページに掲載している情報は、基本構想段階を示したものであり、今後変更となる場合があります。
茜館の歴史
戦前 | 旧陸軍通信学校の将校集会所として使用されたとされています。 |
1946年 | 本学が現在地に移転、教室や本部棟として活用されました。 |
2003年 4月1日 |
相模原市の登録有形文化財(建造物)に登録 |
2008年 | マーガレット本館竣工に伴い、事務機能の大半が茜館からマーガレット本館に移転。茜館は生涯学習の拠点として、映画・ドラマのロケ地として2025年1月まで活用されてきました。 |