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風間名誉教授が「江戸時代の出版メディアと文学」をテーマに講演します


2025年4月7日

本学名誉教授である風間誠史から、江戸時代の出版文化に関する講演会「江戸時代の出版メディアと『ブンガク』」を、4月12日(土曜日)14:00から、bono相模大野サウスモール3階「ユニコムプラザさがみはら」にて開催します。

本講演は、相模女子大附属図書館で所蔵する江戸時代の出版物の一部や、風間名誉教授が長年にわたって収集してきた資料などを紹介しながら、江戸文学の展開について解説します。2025年のNHK大河ドラマの主人公として話題の蔦屋重三郎が関わった黄表紙作品の実物(本学附属図書館所蔵品)も登場予定です。

書物からたどる江戸文化の奥深さを、実物とともに楽しめる貴重な機会です。地域の皆様のご参加をお待ちしています。

当日紹介する、相模女子大学付属図書館貯蔵の江戸時代の出版物

相模女子大学附属図書館は江戸時代に発行された出版資料を418件所蔵しており、江戸時代初期の作品から、西鶴の『日本永代蔵』、芭蕉『奥の細道』など江戸時代前期を代表する版本、さらに江戸後期の『八犬伝』や『東海道中膝栗毛』『梅暦』『偽紫田舎源氏』などが全冊揃っています。本講演ではその一部を紹介します。
『大阪物語』
大阪冬の陣・夏の陣を描いた江戸初期のルポルタージュ的作品。江戸の出版文化の始まりを告げる作品です。

『奥の細道』2種
芭蕉の代表作ですが、本作は出版を前提に書かれました。初版本とそれを摸刻した陰刻(黒白反転)版を比較します。

『五人切西瓜斬売』
蔦屋重三郎が刊行した黄表紙(江戸時代に発行された庶民向けの娯楽小説)の実物です。当時の町人文化や流行を知る手がかりとして貴重な資料です。

蔦屋重三郎が刊行した黄表紙『五人切西瓜斬売』

講演概要

講演 ユニコムプラザさがみはらオーサーズカフェ 
江戸時代の 出版メディアと「ブンガク」
日時 2025年4月12日(土曜日)
14:00~15:00
場所 ユニコムプラザさがみはら ロビー2
(相模原市南区相模大野3丁目3番2号 bono相模大野 サウスモール3階)
費用 無料
参加申込 事前申し込みは不要です。当日直接会場へお越し下さい。


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