株式会社日本航空インターナショナル 松井さん

明日、仕事を辞めても悔いはない。常にベストを尽くせるよう心がけています

キャビンスーパーバイザー

現 英語文化コミュニケーション学科卒業

チーフになって4年目の松井さんは、自らの性格をおせっかいと語る。
落し物をした人、大きな荷物を抱えて階段を下りているお年寄りの方に対してなど、言葉よりも先に体が反応し手助けができる人だ。
「一生勉強で足りないところはまだまだ…」と本人は語りますが、果たしてその想いとは?

—いまのお仕事について教えてください。

日本航空のキャビンスーパーバイザー、つまりチーフとして客室全体を統括する立場にあり、国際線のファーストクラスでサービスを提供しています。お客様に 最高のサービスをご提供できるよう乗務員とコミュニケーションを取り、気持ちよく仕事をしてもらえる環境作りも重要な仕事です。

—仕事をする上で大切にされていることはありますか?

フライトの日は4時半に家を出ることもあり、寝不足ぎみな時もあるのですが、だからといってお客様には関係ありません。プロである意識を持って、80kg もあるリカーカートでも笑顔で運びます。そして「JALを選んでくださってありがとうございます。」という気持ちを持って、誠実に対応することを大切にし ています。お子様連れのお客様なら、お食事中にお子様の遊び相手になるなどお声がけする機会を増やします。しかし乗り慣れているビジネスマンの方には余計 なお声がけは失礼になることもあります。お仕事をしているようなときには、一言添えて飲み物を差し上げるくらいの対応に。お客様がなにを求めていらっしゃ るのか、瞬時に察知できるよう常に心がけています。明日、仕事を辞めるとしても悔いを残さないよう、毎回のフライトにベストを尽くしています。

—学生時代はどのように過ごしていましたか?

まじめでしたけど、地味で引っ込み思案な学生でした(笑)。でも、3年生のときアメリカ人の友だちと車でアメリカ26州を旅したんです。そこで人との出会 いはなんておもしろいんだろうと思いました。でも、自分から積極的にコミュニケーションを取って、さらに英語で自分を伝えられなければ、その出会いもいか せませんよね。その経験もあって、帰国してからは英語を必死に勉強しましたし、何事にも積極的な姿勢で臨むようになりました。

—相模女子の学生たちにメッセージをお願いします。

ひとつは正しい日本語を心がけること。ふたつ目は、清潔感のある身だしなみ。相手が自分と接してどんな印象を持つのかということを普段から気にしていない と、いざ就職活動や仕事となったからといって、急に変われるものではありません。最後に、英語を勉強すること。私の仕事で例えると、機内ではイレギュラー なことがたくさん起きるんです。お客様からの質問やとっさのアナウンスでも即座に英語で対応できないと会社の信用にかかわりますよね。TOEIC600点 以上は持っておきたい。社会人になると覚えることがたくさんありますので、仕事をしながら勉強するのはとても難しいことだと思います。私も学生時代にもっ と勉強しておけばと思っている一人なので、特にこれは伝えたいですね。以上の3つがしっかりできていれば、どんな企業も欲しがる人材になれるはず。目標と 意識を持って過ごせば、時間のある学生生活をより充実させることができるでしょう。