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北谷しげひさ教授(生活デザイン学科)が、WORLD CLASSICシリーズの絵本作家に選出され、新作絵本『赤ずきんちゃん』が出版されました

2012/04/11

2012年3月末に開催されたイタリア・ボローニャ国際児童図書展で、生活デザイン学科の北谷しげひさ教授が制作した新作絵本が出版されました。
これは、WORLD CLASSIC(AGAWORLD出版)というシリーズで『シンデレラ』等の世界中でスタンダードな物語の中から50作品を選び、ボローニャ国際絵本原画展やその他の展覧会で入賞した世界中のイラストレーターから、そのイメージに合った作家を選定して依頼、全員が新たに原作から原画を描きおろし、それを編集出版したものです。

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北谷教授は、ボローニャ国際絵本原画展2009に選ばれた事もあり、そのシリーズの一つである『赤ずきんちゃん』の制作を依頼されました。
絵本の出版に伴い、国際児童図書展および同時開催されている国際絵本原画展を訪れ、企画編集を行った出版社や各国の絵本作家や編集者と交流を持ち、絵本の最新事情を視察しました。中世の佇まいを残したボローニャの街並は、正に絵本の聖地です。

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北谷教授が担当した『赤ずきんちゃん』は、17世紀にフランスで出版されたペロー童話集が原作になっていますが、絵本としてあまりにも有名で、これまでに世界中の絵本作家やイラストレーターが数多く手がけてきました。そのため、表紙と12画面で構成されているこの作品を制作するにあたり、イラストレーションの表現者として、ここ十数年研究している『アナログとデジタルの間にある新しい表現』を模索し、オリジナリティーを出す事に最大のエネルギーを使い、1年かけて完成させました。

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ご参考

ボローニャ国際絵本原画展

イタリア北部の古都ボローニャで毎年開催されている絵本原画コンクールの入選作品による展覧会。2009年には61ヶ国から2714件の応募があり、うち81名(日本人18名)が受賞した。受賞の有無に関わらず、応募者全員に図書展への入場資格が与えられる。会場にはイラストレーターの交流のためのカフェも設けられている。例年、参加国から1ヶ国を主賓国として取り上げ特集を行っている。

ボローニャ国際児童図書展

イタリアのボローニャで毎年春に開催される児童文学および児童向けマルチメディアの見本市である。1964年に創設された。出展・入場共に、児童文学の制作(テレビ番組や映画なども含む)・流通・販売・普及(教育者・図書館・国際機関)・著作権管理などに携わる法人または職業人のみに厳しく限定されており、各種催しによる交流のほか商談や著作権の取引などが行われる。これには児童文学に不可欠なイラストレーターと翻訳家も含まれ、両者のために特別なコーナー・イベント・データベースも設けられている。例年、70ヶ国から600名ほどのジャーナリストが訪れる。


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