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【英語文化コミュニケーション学科】「タイに子ども用車いすを送るプロジェクト」の贈呈式がタイで行われました

2012/03/21

英語文化コミュニケーション学科のゼミナール15名で、JATA(一般社団法人日本旅行業協会)主催の「国際学生交流プロジェクト」に、タイに子供用車椅子を届ける企画を提出し優秀賞を獲得しました。協会の支援は逃しましたが、自分たちの手で実現しようと活動開始し、街頭での募金活動やPR・民間団体への協力要請、集めた車椅子の整備などの実務作業まで行い、車イス80台をタイへ贈りました。


タイに子ども用車いすを届けるプロジェクトのメンバー10名(相模女子大学7名・武蔵大学3名)は、2月28日に成田を元気に出発し、約6時間半のフライト後、夕方タイのスワンナプーム国際空港に無事到着しました。気温が32度と日本と20度以上の気温差に学生も慣れず、「暑い暑い」と少し戸惑った様子でした。

翌日は日本大使館を訪問し、大鷹公使と石川一等書記官に車椅子を送るまでの経緯をお話しするとともに、公使からタイの国の特徴や観光の現状、問題点などを1時間半に渡って伺い、学生達はアジアにおける日本の立場をあらためて考えさせられたようでした。

翌日3月1日の贈呈式は、バンコクから20キロ程離れたノンタブリ県のレガシーホテルで行われました。ここノンタブリは、バンコクからの通勤圏でもあり静かな自然環境豊かなところでした。今回車椅子を贈った団体のAssociation of Physical Handicapped Thailand(APHT) は、このノンタブリにあり、全国からのボードメンバーによって全国組織を代表する組織で、障害児の生活をサポートする活動を行なっています。APHTの周辺には、障害者が働いている車椅子工場や障害児施設、知的障害児、身体障害児のための学校などもあり、全ての施設が近くに位置し大変運営しやすい街づくりでした。

当日の贈呈式の会場には、送った80台の車椅子が列べられていました。その中で自分の修理した車椅子を見つけた学生は感激もひとしおで、車椅子と記念写真を撮っていました。式典には、日本大使館の大鷹公使と石川一等書記官のお二人も御出席下さり、大鷹公使からはお言葉も頂戴いたしました。学生達は子供たちにむけたイベントを日本から準備し、桃太郎とうさぎとカメの昔話を演じたり、チアリーダー部の学生はタイと日本のエールをおくり、最後に全員で日本から作っていったメダルと相模女子大の学生達で商品開発した「イモショク」を一人一人の子ども達にプレゼントをして親交を深めました。
式終了後は、協会の方々が食事会を開いて下さり、その後、周辺の施設や工場、学校見学を行い、このブロジェクトの重要性と継続の必要性をあらためて感じました。一から初めて7ヶ月におよぶ長期のプロジェクトを終えた学生たちは、達成感とこれから継続するためのあらたな道への挑戦を心に決めた出発の旅だったようです。

このプロジェクトを通して、学生は観光として訪問する外国とはまた別の外国の接し方や物の見方を学び、また、達成感を味わったことで自信と社会性の強化にもつながり、目には見えない大きな成長を遂げたと思います。

なお、式典の模様は、日本テレビ「Oha!4News Live」という朝のニュース番組内で放映されたのをはじめ、タイのTV局2社(3・7チャンネル)からも取材を受けました。

英語文化コミュニケーション学科 小泉京美
 

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成田出発 式典の模様 桃太郎を演じている学生
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贈呈式 車椅子を寄贈した学校にて  

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