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【研究】「第2回18歳定点調査」2011年度報告

2012/02/20

東日本大震災で襟を正す18歳女性

第2回18歳定点調査の結果を報告します。2009年に実施した調査の結果と比較し、259項目中、およそ6分1に相当する44項目で有意な差が認められました(一部の質問項目を除く。また、検定結果はあくまで参考情報)。
調査の実施時期が2011年3月11日に発生した東日本大震災の1ヶ月後だったため、震災による影響が原因だと考えられる変化も多く見られました。震災をきっかけに、「傷つきやすいと言っている場合ではない」「自分もしっかりしないと。」(回答者)と襟を正し、逞しく変わろうと考える回答者が増えた反面、被害の大きさは理解できるものの、自分に直接かかわる「計画停電が煩わしく、原発の必要性を感じた」(回答者)などの理由から原子力発電を支持する回答者が増えるなどの変化も見られました。
一方で、18歳から投票権をスタートさせることに対して「早過ぎる」という回答者が、2年前と同様、「自信がない」(回答者)などを理由に7割を超え、政治参加への意識の低さを示す結果となりました。
詳細は、関連資料をご参照ください。


18歳定点調査の目的と調査方法について

近年、18歳投票年齢開始に関する議論が盛んに行われていますが、日本の18歳の意識や行動に関する調査はほとんど実施されていません。18歳の実態を把握せずに、議論が進むことのないよう、議論の材料として活用されることを目的として、相模女子大学では、2009年よりの新一年生を対象に2年おきに18歳女性の意識と行動を探るインターネット調査をスタートさせました。現在、学生の自由意志に任せているため、およそ1000人の新入学生のうち、3~4割の学生が調査に参加しています。

  調査時期 有効回答者数 調査方法
第1回 2009年4月10日~4月24日 326人 インターネット
第2回 2011年4月11日~4月25日 415人 インターネット

関連資料