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【国際交流】第21回マニトバ州立大学夏季英語研修セミナー:引率者レポート

2011/08/11

8月1日(月)

manitoba.jpg成田から期待と不安を抱えて研修の学生13名と引率教員1名はデルタ航空622便に乗り、ミネアポリス経由で目的地ウイニペグへと出発しました。ミネアポリスまでの飛行時間は約10時間、ミネアポリスからウイニペッグまでは1時間30分です。乗り継ぎ時間を含めると約15時間の長旅です。デルタ航空の機内は国際色が豊かで色々な国籍の旅客で満席でした。日本人の乗務員はいるものの、学生のエリアを担当するクルーは外国人でしたので、この機内から英語の研修は始まっています。さらに、ミネアポリスで入国手続があり英語の世界が続きます。実際に彼女達は、入国審査場で並んでいる間、入国管理官に何を質問されるかとドキドキしていたようです。無事、ミネアポリスでアメリカの乗り継ぎ手続きは終わりましたが、あいにく空港の雷雨で使用機材が2時間近く遅れ、搭乗ゲートも2回変更というトラブルにあい、成田からミネアポリスに到着して5時間ぐらい待合室で待っていた学生達はさすがに疲れた様子でした。結局、現地ウイニペグには、予定より2時間半遅れの午後8時の到着となりました。現地の空港では、ホストファミリーとマニトバ州立大学のスタッフ、そして間もなく1年間の留学を終えるYUIさん達が、学生の到着を待ち遠しく待っていました。到着時は生憎の雨の中8名のホストファミリー組と7名の学生寮組に分かれ、期待と不安が入り混じった複雑な気持ちを抱きながらそれぞれ分かれて行きました。これから27日間のマニトバでの生活が始まりです。今日は皆さん、疲れてぐっすりと眠れることでしょう。

 

8月2日(火)

manitoba0802.jpg朝、8時半に国学院大学の学生さん達と一緒にオリエンテーションが行われました。授業以外に実施されるアクティビティー(各種催しもの)は、日本出発前に知らされているものより増えて楽しそうです。こちらではこのアクティビティーを担当している人達が中心となって学生の面倒を見てくれます。今回相模女子大学を担当してくれるのはアレックスさんという女性の方です。午前中にクラス分けの発表や学生証の作成、キャンパス案内などが実施され午後から授業開始です。初日は、皆さん英語を聞くことで精いっぱいのようでした。それにしても、校内はバスが走り、現在、フットボール競技場を建設中など、日本では考えられないくらい広大な敷地です。一度の案内では覚えられず迷子になってしまうので片手に校内地図は欠かせません。

 

8月3日(水)

manitoba0803.jpgホームステイ組は、初めて一人でバスに乗って通学してきました。皆さん、授業に遅れることなく無事に学校に到着し授業は順調に行われています。放課後、学生達は今週のキャバレーナイトで浴衣の帯の結び方を披露するために、空いている教室で練習に励んでいました。夜は、こちらの長期滞在の学生が主催するファッションショーが開催されました。

モデルの学生は、男性女性に関わらず自分をアピールするのが上手くポージンズもサマになっていました。観客側もおとなしく見ている日本の文化と違い、観客の学生達はショーの盛り上げ方を知っています。彼女達の表現力の豊さは、日本人は見習わなくてはなりません。今日のファッションショーは異文化体験をするいい機会となったことでしょう。

 

8月4日(木)

今日の放課後、バンフ旅行の説明会がありました。バンフでは、コテージに宿泊するために、一緒に宿泊するチームが発表されました。ラフティング・トレッキング・カヌー・乗馬と自然と共存する課外アクティビティーが充実しています。学生達は、自分のお財布と相談しながら参加するツアーを決めていました。また、バンフではキッチンがついているので自炊生活も可能です。バンフを楽しみにする学生、気乗りしない学生と様々でしたが、みんなで協力し合ってバンフ旅行を盛り上げて頂きたいものです。

 

8月5日(金)

週末最後の授業です。今日は通常より1時間午前中の授業が多く12時50分まで実施される分、午後の授業はありません。午後は明日のキャバレーナイトに備えて実際に舞台を使って予行練習があります。日本では、あまり練習できなかった分学生達は現地で練習を重ね、かなり帯の結び方も上達しました。演出も先日行われたファッションショーをヒントに練り直され見栄えのする演出になってきました。

明日の出来栄えが楽しみです。

 

8月6日(土)

manitoba0806.jpgmanitoba0806_01.jpg初めての週末。シティツアーが催されて寮に滞在の学生達は、今日初めてキャンパスから外に出て、ショッピングモールやマーケット、公園などウイニペグの町を見て歩きました。学生達の一番のお気に入りはショッピングモールだったようです。夜は、待ちにまったキャバレーナイトです。はじめは乗り気ではなかった学生も、練習を重ねるごとに他の学生達より良いモノを披露したいというモチベーションが高まったようで、良いチームワークが生まれました。急遽、音楽をインターネットから取り込んだりと演出にも力を入れた結果、出来栄えもよく評判が良かったようです。着物を持ってきたお蔭で、着物を着せてほしいという外国人の学生と友達になったりと、少しずつ国際交流を広げられるようになってきました。

 

8月7日

manitoba0807.jpg今日のアクティビティーは、バス5台を使ってGRAND Beachに行きました。今回のアクティビティーでは、夏季の短期研修の参加の学生以外に長期で滞在の学生達も参加していました。ウイニペグの冬は、マイナス20度以上になるため、夏のビーチは市民にとっては憩の場となっています。家族連れなどでビーチはかなりの混雑ぶりでした。ホストファミリーのお父さんが日本人という学生はランチにおにぎりを作ってもらってきていました。学生達も、そろそろ日本食が恋しくなってきたようです。

 

~滞在1週間を終えて~

この1週間で、学生達は異文化を肌で感じた1週間だったようです。まず、クラスでは英語ができるできないにかかわらず、自分の意見をしっかりと発言する学生の態度や同じレベルでも語彙力の豊富な韓国の学生、日本と距離的に遠いためあまり身近な存在ではなかったサウジアラビアの学生との交流など、一つ一つが学生達に刺激を与えているようです。特に、ホームステイを選んだ学生は、様々な家庭環境の中で一緒に生活を共にしていますので、価値観の相違に戸惑う学生もいます。日本に入れば、逃れられる問題も自分で解決をしなければならないことに遭遇し、自分で考えなければいけないという対応に迫られる場面もありました。これからの約3週間の間には、まだまだ多くの経験をすると思います。その経験は、将来の彼女達の大きな自信につながることは間違いないと思います。一か月後には、ひとまわり大きく成長した学生を見て驚かれるのではないでしょうか。

引率者
小泉 京美(英語文化コミュニケーション学科講師)

 

[国際交流委員会]

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