地域連携~全国女子大No.1~ 日本伝統文化活動

競技かるた

karuta_01.JPG「かるた」というと一般的に文化活動や伝統文化というイメージがありますが、「競技かるた」は競技に高度な瞬発力・記憶力・精神力が必要とされることなどから、スポーツとして取り組まれています。対人競技であること、札を払うときの激しさ、試合が長時間にわたり気力、体力も求められることなどから「畳の上の格闘技」とも呼ばれています。
競技かるたの公式大会では、大石天狗堂製のかるた札が用いられ、百人一首の100枚の取り札(下の句記載)をかきまぜて50枚(1人25枚)を取り、使用します。

それを自分の陣地に、上段、中段、下段の3段に分けて並べ、その後15分間の暗記時間が設けられ、競技が開始されます。暗記時間中の最後の2分間は素振りが認められます。

karuta_12.JPG
karuta_02.JPG
karuta_03.JPG

詠み札は百首全てが用意されるのに対して、場にある札は半分の50枚のため、詠まれた札が自陣・敵陣どちらにも存在しない場合もあり、これを「空札(からふだ)」といいます。空札が詠まれているのにも関わらず、札に触った場合や、出札が自陣にあるのにも関わらず、敵陣の札を触ってしまった場合は「お手つき」となります(逆もまた同じ)。自陣の25枚の札を先に0枚とした方が勝者となります。

1試合あたりの所要時間は、暗記の時間を含めるとおよそ90分です。全国クラスの大会では勝ち進むとこれを最大5試合から7試合繰り返すことになるので、大会を制覇するためにはかなりの体力・持久力・集中力・精神力が必要となります。

かるた関連科目の開講

karuta_04.JPG学芸学部日本語日本文学科の専門教育科目「伝統文化実習II」において、競技かるたを開講しています。この科目は、通常の講義室ではなく、和室で行われます。担当教員は本学卒業生でもあり、永世クイーンの渡辺令恵先生(非常勤講師)です。競技かるたの試合ができることを目標とし、県初心者大会に出場できるように学習します。模範試合を観戦した後、基本的なルールを覚え、和歌の鑑賞、決まり字を習得します。練習試合を重ね、神奈川県初心者大会に出場する予定です。
なおこの科目は、渡辺令恵先生の勤務先である神奈川トヨタ自動車株式会社よりの寄附講座として開講されています。

karuta_05.JPG
karuta_06.JPG
karuta_07.JPG

担当教員紹介

渡辺令恵先生は、本学高等部を経て、国文学科へ入学。卒業論文は「百人一首の研究」で、1987年3月に卒業されました。卒業後、神奈川トヨタ自動車株式会社に勤務され、1988年から3期、1992年から11期の計14期クイーンをつとめ、永世クイーンの称号を授与されています。永世クイーンとは、クイーンを通算5期つとめた者が与えられる称号で、これまでに3名の永世クイーンが誕生しています。
NHKの番組の「にんげんドキュメント」にも取り上げられ、NHKの連続ドラマ「かるたクイーン」のモデルとなりました。

本学主催の大会について

karutawa2016.JPG 2015年から、学園全体で行うかるた大会『相模女子大学渡辺令恵杯かるた大会』を開催しています。事前に参加を申し込んだ幼稚部から大学までの園児・児童・生徒・学生が、各部門に分かれてかるたに挑みます。また、大会当日は本学非常勤講師で、競技かるた永世クイーンの渡辺令恵氏による模範試合も行われます。 競技かるた部門は、観戦も可能です。

協会主催の大会について

karuta_08.JPG 本学のガーデンホールに約100枚の畳を敷き詰め、全国かるたさがみ野大会、神奈川県かるた大会、相模原市民初心者講習(講師:渡辺先生)が開催されています。

 
 
 
karuta_09.JPGkaruta_10.JPGkaruta_11.JPG