―相模女子大学を卒業した先輩たちは、どのようにこのスローガンを実践しているのでしょうか。
そこで今回は、サガジョで学んだ発想力を生かし、地域のために活躍している卒業生を直撃!
“発想女子”の未来の姿は―とても輝いていました!

在学中はまちづくりやまちおこし、地方自治体などに興味を抱き、松下啓一教授のゼミに在籍。地域連携プロジェクトやオーストラリア・メルボルンへの短期留学にも積極的に参加し、サガジョ時代を謳歌!

松下教授のゼミでは地方自治について、竹本教授の授業ではフィールドワークを学びました。自分が住んでいる地域はもちろんですが、日本各地に住む人たちとプロジェクトを通じて交流を図ることで、見えてくることがある―そのことにサガジョで気付けたことが今、市役所での仕事に結びついているように思います。

実は……私が地域連携プロジェクトに参加したキッカケは、とても単純なものだったんですよ。「大学側の負担で旅行に行けるの!? だったら行きたい!」って。そうして訪れた中でもとくに記憶に残っているのが熊野なんですが―自然や人間性の素晴らしさに魅了されました!それからは新城市や焼津市、境港市に上田市……と、さまざまな地域連携に参加。行かなければ絶対にわからない地方の魅力を満喫しました。

こうしてさまざまな地域に出かけることで、自分の中で大きく変わったことがあります。それは、「初めて会った人とも、きちんと話せるようになった」ということ。相手がおじいさんでも、小さな子どもでも、外国人でも同じ。短期留学でメルボルンにも行ったのですが、自分でも驚くほど度胸がついていました。どんな人も、話してみなければわからない。まずは会話から始めてみよう―そう思えるようになったのは、サガジョの取り組みのおかげだと思います。

“ここだけ”の話をしてしまうと、入学した頃は、未来のことなんてまったく考えてなかったんですよ。社会マネジメント学科に入ったのも、広く浅く、いろんなことが出来そうだなって、漠然とそう思っていたから。でも!何も考えずに入ったからこそ、自分の可能性を広げることができたので、サガジョを、社会マネジメント学科を、選んで良かったと思っています。

松下教授のゼミで学ぶうちに、地方行政について興味を覚えるようになっていきました。そんな時に教授から「公務員を受けてみろ」って言われたんです。でも実は……私、いわゆる就活のための勉強というのが苦手でした。そんな時、茅ヶ崎市役所は『脱・公務員試験』を謳っていて、筆記試験は一般教養試験のみで、その分、面接の回数を多くして人柄を見て採用を決める、という情報を聞き「これなら私に向いている!」と思い、受けることに決めました。 今は保険年金課で国民健康保険の窓口に立ち、支払いや精査といった健康保険に関わる諸々の業務を担当しています。細かい作業や、覚えることも多く、仕事が時間外になってしまうこともありますが、その分やりがいを感じています。国民健康保険法という制度に基づいた仕事をしなければならないので、難しい内容を理解することが大変なんです。けれども、市民の方から「ありがとう」と、そう言ってもらえることが嬉しくて……私に向いていたんですね、公務員という仕事が。

サガジョで学んだ“発想力”が生きているな……そう思う瞬間は、やはり、市民のみなさんとやりとりをしている時ですね。窓口前で困っている人を見かけたら必ず声をかけるようにしているのですが、不思議と、私の視点からは見えなかったことに気付くようになったんです。地域の人たちと密に接することで見えることがあるのだと、改めて実感しました。

これも発想力のなせる技……と言えるかわかりませんが、仕事が忙しい分、できるだけONとOFFを上手に切り替えるようにしています。休みの日は旅行に行ったり、スポーツ観戦や、大好きなお酒を楽しんだり。こうして自分自身を充実させることで、月曜日からまた頑張ろう!そう思えるんですよ!

ちなみに、茅ヶ崎市役所のクールビズは、「アロハビズ」なんです☆ 2003年からスタートし、茅ヶ崎らしい文化を市民の皆さんに届けています。私が着ている黄色いアロハは、茅ヶ崎市役所への就職が決まった際、母親がプレゼントしてくれたもの。実は……今日の撮影で着ると話したら、母がアイロンがけをしてくれました。「せっかくの撮影なんだから、きちんとしなさい!」って。母親の愛情って、本当にありがたいですね☆

サガジョに通い学んだことの中で、今の仕事や生活に最も結びついている……そう思うのは、誰に対しても積極的に動けるようになったこと。そしてそのことが、今とても役立っています。サガジョは、卒業した後に遊びに行っても楽しい大学です。職員の方がスノボに連れていってくれたり、教授たちが色々と仕事について助言をくださったり。こうした「人づきあい」の重要性について学べたのも、サガジョだからだと思います。

それと……卒業後に、働いて驚いたのですが、サガジョは学びの中で、とてもすごい人たちと関わりが持てるんですよ!たとえば地域連携で出かけた先の市長や警察関係者、会社の社長など、社会人になってからはなかなかお目にかかることのできない方々と関わり合えたんです。大学の学長と一緒にバスで出かけて、「アイス買ってくださ~い!」なんておねだりできるのも、きっとサガジョだけ。さまざまな人たちと近しい距離で交流できたことが、私の中で“自信”になっています。

今働いているのは保険年金課ですが、先輩から「10年で3か所異動する」と言われています。どんな部署に異動になっても、きちんと知識を得て、市民の方や後輩たちに何か残すことができるように、どんなことも自分の経験になると信じ、視野を広げていきたいと思っています。いつか、サガジョでの経験がもっと生かせる部署に移れたらいいですね!